キリスト教の電子書籍
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聖書の中で、一書全体が黙示文学の範疇に考えられている書が二つある。旧約のダニエル書と、新約のヨハネの黙示録である。(書の一部分が黙示文学として考えられているものとして、エゼキエル書37~47章; ゼカリヤ書1:7~7:8 がある。)
両書は、ともすれば他の聖書の書物と比べて、あまり読まれていないようである。黙示文学であり、意味を確定するのが困難であると表面的な評価を受け、教会の礼拝で講解されることもほとんどない状況である。
しかしながら、これらの書はれっきとした聖書正典であり、そこには神が人間に必要とされる真理が啓示されているのである。その意味で、これらの書をしっかりと読み取って聖書全体のメッセージをより適格に理解させていただきたいと願う。
黙示文学だから普通の読み方ができないと一方的に考えるのではなく、その書を記した著者が何を意図してその書を著したかを根気よく本文から見極めていくことが肝心である。
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2015年4月29日水曜日
黙示書を学ぶ(ダニエル書・黙示録)
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著者:眞鍋 孝
日本MB教団 教職(牧師)