キリスト教の電子書籍
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Toward a Holistic Understanding of Peace:
The Twentieth-Century Journey
( Dalton Reimer:フレズノ・パシフィック大学教授 )
「平和」とは、メノナイトのみならず、広く世界においても、20世紀に探求し続けられるバリュー(価値)であった。
メノナイトでは、平和は16世紀以来、アナバプティスト(再洗礼派)の始まりから、核となる聖書的価値である。それは、メノナイトの景観の一部であり、常に目前に置かれた景色ではなくとも、その裏に広がる風景の部分なのだ。何らかの混乱が起こるときに、平和が前景として語られることになる。
20世紀は、多くの混乱に満ちていたので、世紀の大部分を通して、平和の問題が前景に踊り出た。しかしそうなったのは、私がここで記するように、それぞれ別の理由もある。
しかし、このエッセイの目的は、特に北米メノナイトに関連づけながら、しかしそれだけではなく、前景として語られる20世紀における平和の概観を提供することである。北米メノナイトの間の、この旅のより詳細な内容を知りたい方は、レオ・ドリージャーとドナルド・B・クレイビルが書いた「メノナイトの平和を作る働き、静寂主義から行動主義へ(1994)」そしてポール・テーブズの「アメリカ社会のメノナイト諸派1930-1970(1996)」を参照されたい。
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2011年10月5日水曜日
『平和の全人的理解』 ドルトン・ライマー著