キリスト教と剣道
キリスト教と剣道
「不動智神妙録」 沢庵 著
2018年9月18日火曜日
秋の夜長!、読書の季節!!
先週末に、Amazon より「不動智神妙録」と「宮本武蔵 五輪書」が届きました。
剣道の師範(九十歳)が、沢庵のこの著書に言及されていたので、早速、購入。
伝えられて来た「剣道の真髄」の一端に触れることができればと思いつつ読み始めたところです。 各項目ごとに、現代語訳とその最後にルビを振った原文があるので、わかりやすいですね。
もう一冊「兵法家伝書」(柳生宗矩 著)も届くはずですが、在庫切れなので、近いうちに届くのでしょう。
笹森建美牧師の「武士道とキリスト教」、新渡戸稲造の「武士道」は、だいぶ以前に Amazon より購入しました。
ーーーーーーーーーー
今回購入した「不動智神妙録」を読み始めて気づいたのですが、この本は、訳者により1970年(昭和45年)に刊行され、2011年(平成23年)に新たに文庫本として出版されたものです。
一般向けの解説書としては、とてもわかりやすいと思います。
「剣の道」を志ざす者たちにとっては、最低限「日本剣道形(にほんけんどうかた)」や「剣道学科試験問題・回答集」で使用されている用語も踏まえて(念頭に置いて)、最後にルビつきで記されている原文も丹念に読み進めると有益だと感じました。
<剣道の守・破・離> #3
師と弟子はあえて言葉に出さねども呼応の心は太鼓の如し 風讃
「あなたを弟子にしよう」とも、「あなたの弟子にしてください」とも言わないけれど、両者の心には自ずと響くものがあります。
「師の道」「弟子の道」ですね!